悪玉細菌の歯周病菌の中でもレッドコンプレックスと呼ばれる3菌種(P.ginngivalis, T.denticola, T.forsythensis)を中心とした極悪細菌(歯周病菌)は、歯周組織だけでなく血管と身体を蝕みます。
歯ブラシや歯石取りや抜歯など(観血的処置)を行った直後は一時的に口腔内の悪玉細菌(歯周病菌など)が傷口から血管内に侵入し、血流に乗って全身を巡る菌血症となることが解っていて問題となっています。
歯周病菌が血管内に侵入。
血管に定着した細菌は、血管内皮細胞に炎症を起こす。
菌血症として全身に波及。
歯周病菌は歯を支えている骨を溶かすだけでなく、
血管や身体にも深刻な影響をもたらします。
歯石取りを行った90秒後、腕から採血し、その血液を培養すると歯周病菌が検出されます。歯石取りにより、歯周病菌などの細菌が血流に乗って全身を巡る菌血症が起きている証拠です!菌血症は血管や身体に深刻なダメージを与えます。
口腔内の悪玉細菌である虫歯菌、歯周病菌は歯肉の傷口(歯ブラシや歯石取りなどによる)から容易に血管内に侵入して血流に乗って全身を巡り、血管や全身の臓器にダメージを与えます。
新聞記事にも
大きく取り上げられています。
歯と歯周組織と血管と全身の臓器の健康の為には、口内フローラの細菌の質の改善(悪玉細菌優位から善玉細菌優位)が重要です。「細菌置換療法(リプレイスメントセラピー)」は悪玉細菌を除去し、善玉細菌を移植することで、口腔内の細菌のバランスを「悪玉細菌優位」から「善玉細菌優位」に改善します。口内フローラの細菌の質の改善は虫歯・歯周病・口臭の治療・予防となり、菌血症の治療・予防にもなるため、全身疾患の治療・予防へと繋がります。
悪玉細菌・虫歯菌は歯の表面に、歯周病菌は歯と歯肉の間に居ます。当院の細菌置換療法(リプレイスメントセラピー)は、マウスピースを用いて悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)のみを選択的に除菌し、歯と身体に有益な乳酸菌を移植します。
患者様のお口に合った専用のマウスピース
マウスピースに専用の薬剤を入れます
マウスピースを入れて5分間で除菌完了です
塩素の7倍の殺菌力のあるオゾンガスを用いたマウスピース除菌で悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)を選択的に除菌します。
スピロヘーター(らせん菌)の著しい減少
歯周病菌極悪5菌種の著しい改善
悪玉細菌が産生する口臭ガスである硫化水素とジメチルメルカプタンの発生が激減
悪玉細菌優位
善玉細菌優位
歯磨きの徹底
(家庭)
バイオフィルムは機械的に
取り除かなければならない
クリーニング
(歯科医院)
いつも清潔な口腔内
レッドコンプレックスを
中心とした極悪細菌の検査