医療法人 OMSB

大阪・豊中市の中垣歯科医院
/ 岡町駅 徒歩10分

  • お問い合わせ:06-6841-8217
  • 初診限定 WEB仮予約
Oral Flora

口内フローラ

善玉細菌悪玉細菌
バランスが重要です
口腔内の細菌叢を腸内フローラにちなんで口内フローラと言います。
善玉細菌と悪玉細菌のバランスが重要です。
  • 悪玉細菌が優位:体調不良(虫歯菌・歯周病菌が口臭の原因になる、歯石取りなどで傷ついた歯茎から血管に細菌が侵入(菌血症))
  • 善玉細菌が優位:健康(口内の健康が全身の健康にも繋がります)

口腔内の「悪玉細菌」とは:虫歯菌、歯周病菌

歯周病菌(悪玉細菌)が
全身を巡る「菌血症」とは

レッドコンプレックスと呼ばれる3菌種

悪玉細菌の歯周病菌の中でもレッドコンプレックスと呼ばれる3菌種(P.ginngivalis, T.denticola, T.forsythensis)を中心とした極悪細菌(歯周病菌)は、歯周組織だけでなく血管と身体を蝕みます。
歯ブラシや歯石取りや抜歯など(観血的処置)を行った直後は一時的に口腔内の悪玉細菌(歯周病菌など)が傷口から血管内に侵入し、血流に乗って全身を巡る菌血症となることが解っていて問題となっています。

菌血症とは
血流に乗って
細菌が全身を巡ること
  • *

    歯周病菌が血管内に侵入。

  • *
  • *

    血管に定着した細菌は、血管内皮細胞に炎症を起こす。

  • *
  • *

    菌血症として全身に波及。

歯周病菌は歯を支えている骨を溶かすだけでなく、
血管や身体にも深刻な影響をもたらします。

歯石取り後、90秒で血液中に
歯周病菌が検出されます

歯石取りを行った90秒後、腕から採血し、その血液を培養すると歯周病菌が検出されます。歯石取りにより、歯周病菌などの細菌が血流に乗って全身を巡る菌血症が起きている証拠です!菌血症は血管や身体に深刻なダメージを与えます。

  • 歯石取り開始後1分30秒後に採血
  • *
  • 上腕の血管から歯の細菌が検出
菌血症が引き起こす全身疾患
動脈硬化、心疾患、脳疾患、糖尿病、
自己免疫疾患、アルツハイマー型認知症、
肺炎、早産など

歯石取りは
注意を要する危険な行為です

歯科医院で歯石取りや抜歯などの観血的処置(出血を伴う処置)を
受けた直後の3日間は献血できないことをご存知ですか?
日本赤十字社は歯科で歯石取りや抜歯など観血的処置を行った後、3日以内の献血は受付けていません。
観血的処置時に傷口から侵入した口腔内の悪玉細菌(歯周病菌など)が血液内に3日間は残っているため輸血を受けた患者さんに深刻な影響を及ぼす危険性があるからです。そのことが日本赤十字社が配布しているパンフレットにも書かれています。このことは輸血を受けた患者さんだけでなく、歯石取りや抜歯などの観血的処置を受けた本人にも直接深刻な影響を及ぼすことを意味します。
  • 日本赤十字社 献血パンフレット
  • お願い:3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯、歯石除去等)を受けた方

菌血症が引き起こす症状

口腔内の悪玉細菌である虫歯菌、歯周病菌は歯肉の傷口(歯ブラシや歯石取りなどによる)から容易に血管内に侵入して血流に乗って全身を巡り、血管や全身の臓器にダメージを与えます。

  • 虫歯菌
    脳出血
  • 歯周病菌
    肺炎・早産、糖尿病
    動脈硬化
  • 歯周病菌
    皮膚病
  • 歯周病菌
    脳梗塞
  • 歯周病菌
    アルツハイマー

新聞記事にも
大きく取り上げられています。

口腔内の細菌のバランスを
改善する
細菌置換療法
(リプレイスメントセラピー)

歯と歯周組織と血管と全身の臓器の健康の為には、口内フローラの細菌の質の改善(悪玉細菌優位から善玉細菌優位)が重要です。「細菌置換療法(リプレイスメントセラピー)」は悪玉細菌を除去し、善玉細菌を移植することで、口腔内の細菌のバランスを「悪玉細菌優位」から「善玉細菌優位」に改善します。口内フローラの細菌の質の改善は虫歯・歯周病・口臭の治療・予防となり、菌血症の治療・予防にもなるため、全身疾患の治療・予防へと繋がります。

  • 細菌置換療法
    悪玉細菌を除去し、善玉細菌を移植悪玉細菌優位善玉細菌優位
  • *
  • 虫歯・歯周病・
    口臭の
    治療・予防
  • *
  • 菌血症の
    治療・予防
  • *
  • 全身疾患の
    治療・予防

悪玉細菌・虫歯菌は歯の表面に、歯周病菌は歯と歯肉の間に居ます。当院の細菌置換療法(リプレイスメントセラピー)は、マウスピースを用いて悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)のみを選択的に除菌し、歯と身体に有益な乳酸菌を移植します。

リプレイスメントセラピー
の流れ

リプレイスメントセラピーの流れ*

悪玉細菌を除去する
3DS(ペリオプロテクト)の流れ

  • *

    患者様のお口に合った専用のマウスピース

  • *
  • *

    マウスピースに専用の薬剤を入れます

  • *
  • *

    マウスピースを入れて5分間で除菌完了です

3DSに加えて…
中垣歯科医院では悪玉細菌の除去に
「オゾン」を使用
  • 殺菌力:塩素の6倍、細菌・雑菌を死滅させるスピード:300倍
  • 塩素の7倍の殺菌力のあるオゾンガスを用いたマウスピース除菌で悪玉細菌(虫歯菌・歯周病菌)を選択的に除菌します。

    専用マウスピース

細菌置換療法による
口内フローラの変化

  • 位相差顕微鏡検査 結果

    スピロヘーター(らせん菌)の著しい減少

    初診時

    初診時の細菌の様子
    悪玉細菌優位
    スピロヘーター(らせん菌)、運動性の桿菌などの悪玉細菌が多く観察できます。
    *

    治療後(3週間後)

    治療後の細菌の様子
    善玉細菌優位
    悪玉細菌が消え、殆どが日和見菌、善玉細菌となりました。
  • リアルタイムPCR法 結果

    歯周病菌極悪5菌種の著しい改善

    初診時と治療後のPCR検査の結果

    初診時

    悪玉細菌優位
    レッドコンプレックスの3菌種を含む 歯周病菌極悪5菌種がA.A菌を除き4菌種が基準値をはるかに超えていました。
    *

    治療後(3週間後)

    善玉細菌優位
    治療後、問題となる極悪歯周病細菌数が基準値以内(1,000以下)に収まりました。
  • 口臭検査 結果

    悪玉細菌が産生する口臭ガスである硫化水素とジメチルメルカプタンの発生が激減

    初診時

    初診時の口臭測定結果

    悪玉細菌優位

    *

    治療後(3週間後)

    治療後の口臭測定結果

    善玉細菌優位

口腔内細菌の質の変化

リプレイスメントセラピー前後の細菌量イメージ
口腔内の細菌の「量」を減らす

口腔内の細菌の「質」を改善する(悪玉細菌優位善玉細菌優位)
両方が、歯周組織血管全身の臓器にとって重要です。

細菌の「量」
コントロール

  • *

    歯磨きの徹底
    (家庭)

  • *

    バイオフィルムは機械的に
    取り除かなければならない

  • *

    クリーニング
    (歯科医院)

*

細菌の「質」
コントロール

  • *

    いつも清潔な口腔内

  • *

    レッドコンプレックスを
    中心とした極悪細菌の検査

リプレイスメントセラピー(細菌置換療法)
*
  • ペリオ
    プロテクト
  • オゾンガス
    マウスピース
    除菌
  • バクテリア
    セラピー