オロトックステスト
何故、失活歯は身体に悪影響を及ぼすのでしょうか?
身体は失活歯を異物と認識して攻撃して様々な症状や病気をおこすこともあります。
死んだ身体の組織を残す治療は根管治療だけです。凍傷や糖尿病で手足の壊疽した組織、腐った盲腸などの死んだ組織は取り除かれます。
抜いた歯を良く観察してみると細菌感染だけではなく、金属溶出や劣化した歯科材料も認められます。これらの歯科材料(特に金属イオン)や使用薬剤なども、病巣疾患の原因となると当院では考えています。
齲蝕(虫歯)がエナメル質(白色)や象牙質(肌色)内に留まって歯髄=神経(赤色)に達していなければ、汚染された歯質を削り取って完全に除去が可能です。
残されたエナメル質(白色)や象牙質(肌色)、歯髄=神経(赤色)は汚染されていない健康な状態のままなので、白色、肌色、赤色のままです。
しかし齲蝕(虫歯)が歯髄=神経に達すると、赤色だった歯髄=神経が感染により壊死(こげ茶色)します。歯根の先には膿(こげ茶色)が溜まり、全身に波及し全身に様々な症状や病気を起こします。これを病巣疾患(病巣感染)と言います。
■肌色…健康な象牙質
■こげ茶色…根尖病巣
■薄茶色…根管治療後
「根の先の膿(こげ茶色)」や「根管内の感染し汚染された歯髄(こげ茶色)」が徹底的に除去され治療が成功したとしても、歯根部の象牙質は汚染物質(こげ茶色)が浸潤していて『薄茶色』になっていて、本来の健康な時の歯根部の象牙色:左端のイラスト)には戻っていません。
象牙質は多孔性(象牙細管の断面)で、その中に歯髄=神経組織が毛細血管の様に枝分かれして張り巡らされています。象牙質内に微細な毛細血管のように張り巡らされたの歯髄=神経の全長は5キロメートルにも達すると言われています。
根管治療により、細菌感染した太い歯髄=神経の組織が取り除かれ消毒されても、身体に良くないもの(生きている細菌、死んだ細菌、細菌が産生した毒素、タンパク質(歯髄組織)、金属イオン、樹脂のモノマー)を含んだ微細な歯髄=神経の組織(薄茶色)が象牙細管内に残っていて、抜歯以外に完全に取り除く方法はありません。
身体に悪影響を与える失活歯(根管治療をした歯・神経の死んだ歯)を抜歯するべきどうかを判定するテストです。失活歯から発生する揮発性硫黄ガスを測定し、基準値を超えると身体の健康のために抜歯を検討します。
オロトックステストの結果と全身の症状や疾患の重篤度を考慮に入れて、身体には良くないけれど噛むために失活歯を残すのか、噛めなくなるけれど身体の健康のために失活歯を抜くのか患者さんと十分に検討します。最終的に決めるのは患者さんです。
噛めなくなるけれど身体の健康のために失活歯を抜く
せっかく身体の健康のために失活歯を抜歯しても、処置が足りないと全身に悪影響を及ぼす病巣となってしまいます。失活歯から周囲の骨に浸潤した汚染物質を抜歯時に取り残してしまうと、ボーンキャビティー(骨空洞)を作り慢性的な症状や疾患を起こす可能性があります。
中垣歯科医院ではボーンキャビティの予防を意識した適切な抜歯のために、以下の処置を行っています。
Step.1
Step.2
Step.3
好酸球の数値
歯科金属の除去・根管治療歯の抜歯で、異常に高かった好酸球の数値(血液検査値)が10分の1に下がり正常の範囲内に戻った!
酷い肌荒れ・慢性頭痛・慢性疲労も改善。
自己免疫疾患
歯科金属の除去・失活歯(根管治療をした歯)の抜歯で自己免疫疾患が治って仕事復帰できた症例。(血液検査でも正常値に戻った)
不眠・肩凝り・頚椎症も完治!
腫瘍マーカー
ガンの予防のために失活歯(根管治療を施した歯)を抜歯。
卵巣癌の腫瘍マーカーCA125(基準値35U/ml以下)が異常値の117U/mlだったのが、10分の1以下の11U/mlに下がり基準値以内になった。
酷い生理痛を伴う子宮内膜症も著しく改善!
ガン治療において失活歯(根管治療を施した歯)は抜歯が原則である、などのアメリカでの自然医療の現状も語っていただきました。
肝臓の数値
患者さんの言葉
「命を助けてもらったと思ってます。」
※ステロイドを塗っても治らなかった、外に出られないくらいの顔の湿疹が改善
※夜、眠れるようになった
※死んでしまうのではないかと思うほど全身がしんどくて歩けなかった症状が改善
※異常値だった血液検査の肝臓の数値が改善
てんかん様発作
身体中が痛い・湿疹が痒い・慢性の不眠状態・倦怠感・めまい・胃痛・心臓の動悸・高血圧・てんかんのような発作・日常の生活が大変で、ずっと横になっていて起き上がれない…などの症状が著しく改善した症例。
※階段を駆け上がれるようになった
※熟睡ができるようになった
※家族の中で一番元気になり、スポーツもできるようになった
※肌もスベスベになった
※てんかんのような発作も激減
日本では歯を残すことが当たり前、歯を残すことは疑いもなく正しいことと歯科医師や患者さんも信じきっています。しかし、世界へ目を向けると失活歯が身体に良くないという考え、エビデンス、それを判定するテスト、実践して成果を出しているクリニックが存在します。根管治療の学会(日本歯内療法学会)は猛反発する内容です。
医科歯科連携治療を行っている
自然医療の権威
スイスの
パラセルサス
クリニック
所長 DR.トーマス・ラウ
Dr.トーマス・ラウから歯科金属が身体に与える悪影響、失活歯(根管治療をした歯・神経の死んだ歯)が身体に与える悪影響の説明を受けているところ
Dr.トーマス・ラウから歯科金属が身体に与える悪影響、失活歯(根管治療をした歯・神経の死んだ歯)が身体に与える悪影響の説明を受けているところ
パラセルサスクリニック所長の
DR.トーマス・ラウ(医師)から
直々に頂いた、歯と全身の臓器の
エネルギーの流れの相関図
患っている臓器とエネルギー的に相関している歯に金属が詰められていれば除去します。失活歯なら抜歯を検討します。
CHECK医科歯科連携治療を実践している自然医療の権威、世界的に有名なスイスのパラセルサスクリニックとは?