水虫は白癬菌と呼ばれる真菌が原因です。一方、掌蹠膿疱症の膿は細菌などの微生物を排除する好中菌という白血球により生じますが、膿が生じても細菌が見つからないのが特徴です。
掌蹠膿疱症の原因は解明されていないことも多く残されています。
喫煙、病巣疾患(病巣感染を含む)、便秘、過敏性腸症候群、金属アレルギーなどが発症に関わっていることが多く、ストレスにより発症することが多いです。
身体の症状の場合、まずは「医科」を受診されるでしょう。しかし難治性皮膚炎は、原因が口の中にあることがあります。口の中の治療は「歯科」の領域です。「歯科」と連携しなければ根本的に治らず、辛い症状を押さえ込む対症療法を繰り返していくことになるのです。
日本では同じ一つの身体が「歯(歯学部)」と「身体(医学部)」に分離して教育され、保険診療においても「歯の問題は歯科」「身体の問題は医科」で治すといった流れが受け継がれています。そのために、医科歯科連携治療が取りにくく、歯科領域の問題が現代医療の盲点となっています。
海外には日本の保険診療のように医科と歯科が分離された医療ではなく、医科と歯科の連携が取れた医療体系があります。中垣歯科医院では早くから医科歯科連携治療を重要視し、併設内科と医科歯科連携治療を実践してきました。
医科歯科連携治療
研修記
パラセルサスクリニック
パラセルサスクリニック
所長:Dr.トーマス・ラウと
スイスにある世界的に有名な自然医療の権威・パラセルサスクリニックでは、医科歯科連携治療を実践して、一般の医科では治らない難病や慢性病に対して驚異的な成績をおさめています。院長自らスイスのパラセルサスクリニックを訪れた経験を元に、中垣歯科医院は開院当初より歯と全身を考慮した、体に優しい歯科治療を目指し取り組み続けています。
必要であり、希望される方のみ、
医科歯科連携を行っています。
口腔内には「歯科金属」以外にも、皮膚炎の原因が潜んでいます。
口の中にある皮膚炎の原因として、多くの人は「歯科金属」による金属アレルギーを疑うでしょう。
当院にも多くの方が、皮膚炎の原因として歯科金属の問題を疑って来院されます。しかし、歯科金属だけが皮膚炎の原因ではありません!
口腔内の「慢性炎症」「歯科金属」「樹脂(化学物質)」「体内汚染」が原因となって、
二次的に口から離れた全身に皮膚疾患をはじめ様々な症状・疾患を起こすことがあります。
口腔内の病巣
金属アレルギー以外にも、歯科金属は
全身の健康に影響を及ぼします。
これらの口腔内の病巣が
全身に症状を引き起こすことを
「病巣疾患」と呼びます
以前は「病巣感染」と呼ばれていました。虫歯菌や歯周病菌による細菌感染以外にも、
歯科材料(歯科金属やレジン(歯科用樹脂))などが細菌の感染が無くても口腔内から離れた全身に二次的に様々な症状や疾患を起こすことから、
「病巣感染」も含めて「病巣疾患」と呼ばれるようになりました。
全ての原因が歯科領域にあるわけではありません。
歯科領域に原因がある症状や疾患が、
歯科治療だけで全て治るとも限りません。
しかし、原因不明の慢性症状が歯科治療で改善した多くの事実があります。
治療の前に、根本原因を突き止めます。医科歯科連携により、
中垣歯科医院では様々な検査を行っております。
カウンセリングのうえ、適切な検査をご提案します。
口腔内電流の検査
ゼロテクター、
オーラルテクター
電磁波測定
レヨコンプ
ポラー 1000
有害金属の
体内汚染度の検査
オリゴスキャン
肉眼やレントゲンで
診断がつかないときに用います。
虫歯染色液
う蝕検知液
光学式 虫歯診断器
ダイアグノデント
光学式 虫歯診断器
ダイアグノデント ペン
マクロ機能付口腔内カメラ
ケスラースカム
歯科診断用口腔内カメラ
ダイアグノカム
虫歯菌を調べます
唾液検査
肉眼で見えない
細菌を確認
顕微鏡検査
歯周病菌の量も
数字ではっきり
遺伝子検査
虫歯・歯周病・根尖病巣・失活歯・
智歯周囲炎など病巣の全体的な診断
デジタルパノラマ レントゲン
病巣の3次元的検査
歯科用3D(立体)デジタルCT
失活歯の毒性の検査
オロトックステスト
(ドイツ製:個人輸入)
自律神経測定器
APGハートレーター
※当医院ではパッチテストをお勧めしていません。
アレルギー反応を誘発するテストであることから、検査後の症状悪化や新たなアレルギー誘発の可能性が懸念されます。正確性・精度がほぼ変わらない「血液検査(DLST検査)」をお勧めしています。
猛毒・水銀を50%含有する歯科金属
50%水銀を含有する毒性歯科金属・アマルガムは慎重に安全に除去しなければ非常に危険です。切削時ドリルの摩擦熱でアマルガム中の水銀が気化して猛毒の水銀蒸気が発生し吸い込む危険があります。体内に取り込まれた水銀は取り除くことが困難です。
中垣歯科医院では医院の建築段階から、アマルガムを安全に除去するためにこだわりました。
当医院で行っている【安全なアマルガム除去】は決して大げさではありません!
アマルガムの使用説明書の通りに安全にアマルガムを除去しているだけなのです。
アマルガムの切削片・削り粉(固体)は危険です。
しかし、気体である水銀蒸気の方がはるかに危険です!
金属を含まない・化学物質を極限まで抑えた
症状の原因となる歯科金属を取り除いた後、新たな原因(樹脂による化学物質など)
を口腔内に取り込んでしまっては意味がありません。
適合が悪いセラミックスだと、歯質とセラミックスの隙間を埋めるために化学物質である接着剤の厚み(量)が増えて身体に良くありません。
金属を含まないのはもちろん、適合を追求することで接着剤の厚み(量)を減らし化学物質を極限まで抑え、歯をなるべく削らずに、噛み合わせや審美性を考慮した、超精密セラミックスによる治療を行います。
全て手作業で行う超精密セラミックス治療(アナログ)以外にも、安価で短時間でできる機械(CAD/CAMシステム)による製作(デジタル)も行っています。しかし機械(デジタル)だけではどうしても精度が落ちるため、手作業による仕上げ(アナログ)の工程を行っています。
当医院がお願いしている技工所は、CAD/CAMシステムに卓越した国内トップレベルのセラミックス・ジルコニア専門の技工所(デジタルラボ)です。
全身に悪影響を与える
象牙質内の虫歯菌を徹底除菌
多くの患者様が中垣歯科医院を選ぶ理由の1つに、オゾンによる安全で効果的な治療が受けられるからという理由があります。
オゾンは塩素の7倍の殺菌力を持ちますが、成分は空気中の酸素(O2)が化学反応で変化した物質(気体)です。
オゾン療法は歯周病菌・虫歯菌などの悪玉細菌の殺菌をはじめ、アレルギー・歯周病に対する免疫力の向上、患部の血行促進など、歯科治療のあらゆる分野で安全に優れた効果を発揮します。
当院では3台のヒールオゾンを使用し、全身に悪影響を与える象牙質内の虫歯菌をヒールオゾンで99.9%殺菌します。
中垣歯科医院は日本医療・環境オゾン研究会に所属しています。
善玉細菌優位な口腔内環境をつくる
悪玉細菌は、皮膚炎、アレルギーをはじめとした全身の健康にも影響を与える「虫歯菌」「歯周病菌」などです。口の中には悪玉細菌だけでなく善玉細菌も存在しています。善玉細菌優位な状態が、口腔内にも全身にも健康な状態となります。
ボーンキャビティーの予防を意識した
失活歯の抜歯後、骨面をしっかりと掻把して汚染物質を取り除かなければ骨内に汚染物質が残り、ボーンキャビティー(骨空洞)を作り、持続的な慢性炎症となり全身に様々な症状を起こすことがあります。
中垣歯科医院ではオゾン療法を取り入れたボーンキャビティーの徹底的な予防を行います。
汚染された骨面を
安全に削り取ります。
軟組織(神経や血管など)を
損傷しません!
ボーンサージェリー
(超音波骨切削器)
ナノテクノロジーを用いて
オゾンの力で安全・強力に殺菌
ナノバブルオゾン水
殺菌・細胞の
活性化・治癒促進
プラズマ照射
歯科金属や化学物質は口腔内から取り除くだけではなく、体内に蓄積されてしまった毒素を体外へ排毒しなければなりません。併設内科と連携し、蓄積した毒素を安全にかつ効率的に細胞外に引き出す(デトックス=排毒)治療「CGP DETOX PROTOCOL」を行います。
スイスには、医科歯科連携治療を実践して歯科の問題点(原因)を解決することで、全身疾患の治療において優秀な成績を修めている世界的に有名な自然医療の権威パラセルサスクリニックという大病院がもう既に存在します。
当院では開院当初より「医科歯科連携治療」に注目し、院長である私もパラセルサスクリニックでの研修に参加しています。
常に世界の先端の医療にアンテナを張り、より良い歯科医療を皆様にご提供できるよう日々努めています。
医療法人OMSB 中垣歯科医院
中垣 直毅