医療法人 OMSB

大阪・豊中市の中垣歯科医院
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Root canal

失活歯とは

失活歯とは

  • 歯髄(神経)が生きていない歯
  • 根管治療をした歯

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根尖病巣(歯根の先にできる膿袋)は勿論、身体に悪いですが、根管治療が成功した失活歯(根尖病巣が歯根の先に無い)も身体に良くないことが解っています。失活歯(根管治療をした歯・歯髄(神経)が生きていない歯)の歯質(根部の象牙質)には、汚染物質が浸潤していて全身に悪影響を及ぼしています。

  • 根管治療前

    治療前

    歯根尖の病巣(慢性炎症)が身体に悪い。

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  • 根管治療後

    治療後

    歯根尖の病巣(慢性炎症)が消失しても、
    失活歯自体が身体に良くない。

根管治療を行っても、取り除けない病巣があります

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根管治療により、細菌感染した太い歯髄=神経の組織が取り除かれ消毒されても、身体に良くないもの(生きている細菌、死んだ細菌、細菌が産生した毒素、タンパク質(歯髄組織)、金属イオン、樹脂のモノマー)を含んだ微細な歯髄=神経の組織(薄茶色)が象牙細管内に残っていて、抜歯以外に完全に取り除く方法はありません。

  • 失活歯の身体への影響を測定 オロトックステスト
  • 歯科の総合情報誌でも特集されました「失活歯が全身に影響する」

失活歯とガンとの関係に関する報告

  • Thomas rau(Paracelsus Clinic)
    の報告
    乳ガン患者の98%(147名/150名)に1本以上の根管治療した歯が存在していた。
    全てのガンはそれらの歯と同側の乳房に存在していた。ここで注目すべきはエンド病変とガンや心臓疾患との関係性ではなく、根管治療を行った歯牙とガンに正の相関関係があるという点である。
  • Josef Issels(Issels Integrative Immuno-Oncology Center)の報告
    40年間のガンの終末期の患者を調べたところ、97%が根管治療を経験していた。
    著書Immunotheraphy in Progressive Metastatic Cancerの中で、ガン治療の前に根管治療などの口腔内のガンの原因として疑われる部分の撤去を基本治療として挙げている。
  • Robert Jones(University of Glasgow)の報告
    300症例の乳ガン患者の5年間の追跡調査の結果、以下のことが判明した。
    乳ガン患者の93%は根管治療の歯が存在した。残り7%の患者にも口腔内に何らかの病変が存在した。殆どの症例でガンが存在する乳房と同側に根管治療した歯や病変が認められた。